牡丹まつり
牡丹まつりを毎年4月に開催しています。境内に咲いた約150種・450株の牡丹の花がご覧いただけますが、牡丹の花は、一度には咲きません。品種により、咲く時期が違います。平年の花の見頃は、前庭の古木が4月10日~4月15日頃で、裏庭の日本庭園の花は4月17日~4月22日頃です。咲く時期にあわせて拝観にご来寺ください。
約150品種、約450株の牡丹が観音寺には植えられています。一日の花の美しい時間は、朝10時頃迄と、夕方5時~6時頃迄です。日中は、太陽の日差しで花びらが弱っています。前庭の古木は、200年の歴史があります。ご本尊様へもお参りくださり、牡丹の花をお楽しみください。
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期間 毎年4月5日~4月29日まで
午前8時30分~午後6時まで
(期間以外は、ご覧いただけません)見頃 〈前庭〉4月10日~4月15日頃
〈裏庭〉4月17日~4月22日頃場所 鳴門里浦 観音寺
徳島県鳴門市里浦町里浦字坂田127
観音寺(TEL.088-686-3953)
→ アクセスマップはこちら
4月上旬~下旬にかけて、誇らしげに咲き競う牡丹。「百花の王」と称えられ、千年の昔から寺院や庭園を鮮やかに彩ってきた花を最初に愛賞したのは中国の人々でした。古来、中国では群生する野生の牡丹を薪に、その根皮を薬として用いていましたが、六世紀ごろ観賞用の牡丹が出始めます。八世紀には、皇帝から庶民をまきこんだ「牡丹ブーム」が起こり栽培も盛んになりました。 私たち日本人が牡丹と出会うのは平安時代です。弘法大師・空海が中国から持ち帰ったのが最初と伝えられています。当初は薬用として寺院で栽培していましたが、その絢爛たる美しさに、貴族や僧侶、文人は魅了され、江戸時代には民衆の暮らしの中にも観賞用として徐々に広がりました。当時、41品種であったのが、その後の品種改良により、現在では500品種におよぶと言われています。
涅槃浄土の庭園
涅槃とは
梵語(ぼんご)で吹き消すこと、消滅の意味を持つニルヴァーナの訳。
そこから転じて仏教では、煩悩の火を消し、一切の苦しみから解放された悟りの境地に達した状態を指す。仏教の最終目的とされる。
また、死ぬこと、特にお釈迦様の入滅のことも意味する。涅槃仏とは釈迦の入滅する様子を表した仏像のことであり、涅槃図とは釈迦の入滅する様子を描いた絵画のことである。
地蔵菩薩とは
私達の生活にとけこんでいるおなじみの仏様です。
あのお地蔵様が閻魔大王の化身であるとはびっくりするとともに少しホットさせられます。
地蔵菩薩とは大地の母胎とか蔵という意味で大いなる導きの仏様です。釈尊なき後、弥勒菩薩が現れるまでの無仏の時代の救いの仏様です。六地蔵と言う言葉を耳にしたり、お寺や野原でよく見かけます。六つの地蔵様は地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六つの世界に渡って、導いてくださるありがたい仏様です。
閻魔大王とは
インド神話で、正法・光明の神。のちに死の神と考えられ、仏教では、冥界(めいかい)の王、地獄の王として、人間の死後に善悪を裁く者とされる。